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旅館の経営戦略、営業戦略に活かせる

経営戦略や営業戦略は、旅館の今後の経営方針に関わる、とても重要なものです。今までの実績データをもとに戦略を立てて、適切な販売促進活動や企画の造成、設備投資を行うことが、収益の向上に繋がります。
こちらでは、経営戦略や営業戦略を立てる際に役立つ旅館システムの機能を解説。具体的な活用事例も紹介しているので、参考にしてみてください。

「経営戦略・営業戦略」策定&モニタリングのために旅館システムのできること

旅館システムの顧客データ絞り込みや旅館の利用者・利用時期・人気プランの傾向などをチェックできます。常に変化が求められる旅館経営において、設備投資や新しい取り組みを検討する際の判断材料(経営情報)を正確に出力することが可能です。出力できる方法はシステムにより異なりますが、CSV出力に対応しているシステムであれば、表計算ソフトでデータを再加工することができ、より経営戦略策定や営業戦略のための情報活用シーンが広がります。

さまざまなデータの取得・CSV出力

稼働率や部屋単価、特定の利用客の集計情報、営業担当者ごとの成績表など、さまざまなデータを取得することができます。また、CSV出力機能付きの旅館システムであれば、表計算ソフトとの連携が可能で、グラフ作成も簡単。データ分析により、数値に基づいた的確な経営戦略・営業戦略を可能とします。

企画の管理および分析

企画の内容や手配項目、料金表、売り上げなどの詳細情報が登録・集計できます。そのため、企画関連の問い合わせ対応がスムーズに。
また、企画ごとの売り上げを確認することで、どのようなプランが求められているのか分析でき、集客が見込める企画の造成が可能となります。

外部からの予約実績集計

旅行代理店や旅行サイトなど、外部からの予約実績を個別に集計できる機能です。送客件数や人数、料金などさまざまな項目ごとに集計することができます。送客率に基づいた業者別の客室提供数や企画の造成が可能となり、販売促進活動や営業戦略に役立てることができるのです。

旅館システム活用した経営戦略・営業戦略の事例紹介

宿泊単価をあげるための経営戦略で収益率アップ

今後のホテル業界では、データに基づいた経営戦略が必要になると考えていた温泉旅館の代表取締役。しかし、規模の大きな旅館のようにマネジメント責任者を雇用する余裕はなく、経営者としての勘に頼った、根拠のない経営を行なっていました。規模拡大を目指すために、考えたのが旅館システムの導入です。

旅館システムにより、利用客の申し込み時期が料金別・予約ルート別でデータ化されるようになりました。特に気に入ってるのは、数値データを簡単にグラフにできる点とのこと。単価の高いプランがいつ売れているのか、一目で確認することができるのです。
このグラフをもとに、その旅館では繫忙期と閑散期で異なる経営戦略を立てることに。以前は「稼働率が高いから」と対策を怠っていた繁忙期ですが、「適切な時期に宿泊単価をあげて売り出す」ことで、収益率向上に成功。閑散期は単純に単価を下げるのではなく、販売時期や予約ルートの分析・工夫を行なっているそうです。

ターゲット層の決定や設備投資にも役立つ

豊かな自然の中で落ち着ける空間を提供している温泉旅館の取締役は、「数値経営の確立」と「ターゲット層の決定」、「データに基づいた設備投資」が今後の経営に必要だと考えていました。客室の稼働率や消費単価の動向、顧客満足度、これらをリアルタイムで数値化するため、導入されたのが旅館システムです。

システムの活用により、稼働率や収益率の数値化はもちろん、「顧客の客層」や「利用頻度」、「予約申し込みのタイミング」、「満足度」まで明確に分かるようになりました。
そのデータから、狙うべき客層や求められている商品を分析することで、集客効果が見込めるサービスの提供および設備投資が可能となったのです。
以前は「流行っているから、貸切露天風呂をつくる」といった単純な考えのもと行なわれていた設備投資が、データに基づいて実施されるようになり、集客率やリピーターの獲得にも効果があったそうですよ。

旅館システムのデータをもとに造成された人気プラン

旅館システムの各種データは、宿泊プランや企画の造成にも役立ちます。
部屋数50室以上のとある老舗旅館は、食事の内容や特典など、豊富なプランが魅力の1つ。これらのプランの造成・管理には、旅館システムが活用されているそうです。売れ筋の傾向をデータ分析することで、高評価を得ているプランや売り上げが思わしくないプランが一目で確認できるそう。分析結果をもとに、好調なプランの延長やプラン内容の見直しを実施。また、今後のプラン造成にも重宝しているとのこと。
各プラン・企画の売り上げを把握しておくことで、収益率の向上が見込める、販売促進計画や営業戦略を立てられるでしょう。

団体客への販売促進活動に活用

規模の大きな旅館では、消費単価の大きい団体客の集客が重要なポイントです。
創業130年の歴史を持つとある温泉旅館では、旅館システムを活用した団体客へのアプローチを実施。エリアごとの団体客の来館率データを確認し、特に来館率が高いエリアでの販売促進活動を重点的に行なっているそうです。きちんとしたデータがあるからこそ、高確率で効果が得られる対策を立てられるのでしょう。

また、「利用時期」や「人数」、「エリア」、「旅行代理店ごとの実績」、これらのデータを分析して団体客へのセールス活動やお礼訪問を実施しています。キャンセルになってしまった団体客へのセールス活動も、欠かさずに行なっているそう。旅館システムに蓄積されたデータがあるからこそ可能な営業戦略と言えるでしょう。


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